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友人とルーシー・リー展を
見に行ったのがきっかけですが、
今日の日曜美術館で
「ハンス・コパー」について放送
されていました。
ハンス・コパーはルーシー・リー無しでは語れない。
また、ルーシー・リーもハンス・コパー無しでは語れない。
そんなパートナー的な存在。
共に、ユダヤ系で迫害を受ける時代の中、
イギリスで偶然出会ったからかもしれませんね。
共に同じ工房で制作していた時期も長く
作り方(轆轤で作った器を接合するような)は似ていても
作風は全く違う感じを受けました。
ハンス・コパーの資料や作品は晩年に焼かれて
殆ど残っていないそうなのですが、
テレビで見る限り、古代に通づる様な
古さがあり、今までにない様な新しさ、
斬新さがある形。そして釉薬を使用せず
陶器そのものの焼き肌を生かした
作りをしている様な感じがしました。
一方、ルーシー・リーの作品は、
実用性のある形をし、釉薬を使用し
独特の美しい色で陶器を魅せるという
感じがしました。
ド素人ながら纏まりのない勝手な解釈です。