Art Nouveau

Mucha

Art Nouveau (アールヌーボー)

直訳すれば、
ナウい芸術

19世紀末あたりから20世紀のはじめに
ヨーロッパで興った芸術運動。

調べてみても、難しい文献ばかり
アルフォンス・ミュシャ館(堺市)
少し学んでみました。

19世紀はじめに始まった産業革命により
都市は近代化を始めます。
都市化した街に緑豊かな自然が無くなってきました。
そこで興ったのがアールヌーボー。

アールヌーボーの作品を見てみると、
植物の蔦や昆虫の羽根のような
自然を取り入れているのが分かります。
パリの地下鉄の出入り口(エクトール・ギマール)
家(ヴィクトール・オルタ)
ポスター(アルフォンス・ミュシャ)

勝手な解釈ですが、
近代化した都市に自然を回帰させる芸術運動
って思ってしまいます。

印象画の巨匠、モネやルノワールも
近代化した都市に飽き飽きしたのか
よくアルジャントゥイユに出かけ、
そこにある自然と近代化の象徴のような
鉄道を描いた作品を多く残しています。

産業革命がもたらした「近代化」は
絵画の世界にも新たな革命運動を
もたらしたのかもしれませんね。

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