<1月17日の発表>
iPodで一躍有名なApple Computer
このアップルコンピュータのマーケティングについて見ていきたいと思います。
Apple Computerは、Steve JobsとSteve Wosniackによって、1976年に設立
あの食べかけのリンゴのマークは、bite(噛む)とデータ単位(byte)をかけたものだそうです。
Product
アップルの製品・サービスは主に
・コンピュータ (iMac, PowerMac, iBook, PowerBook)
・コンピュータの周辺機器
・デジタル音楽プレーヤー (iPod)
・ソフトウェア
・その他
その他というのは、iTune Music Storeでの音楽配信や、法人ソリューションなど
Place
アップルの製品を購入するには、インターネットや小売店などで手に入ります。アップル製品をおいている店舗は少なく、地方では、インターネットで購入することが多いのではないかと思います。
アップルの直営店(Apple Sore)は、お洒落な店内に、アップル製品が置かれ、実際に製品に触れることができます。そしてマックジーニアスと呼ばれる製品に詳しい店員がいて操作についての解説や修理の受付などを行っています。また、店内には講演会場のようなものがあり、そこで、様々なイベントが行われています。
この様々なアフターサービスや、イベントは製品を買ってもらう為のお店としてではなく、ショールームとしてアップルの製品を理解してもらおうという努力がうかがえます。
Promotion
アップルのプロモーション活動はあまり行われていません。最近では、iPodのプロモーションに、TVCMが流れているのを目にします。しかし、あまりプロモーションを行わなくても、新製品の発表などをすると、大きく取り上げられるので、行う必要もないかもしれませんね。
Price
アップル製品の価格は決して安くはありません。デザインも良く、高品質であるがゆえに値段も高くなっているのかもしれません。
そこで、アップルも学割を用意し、教育関係に関わる人には割引をしています。auの学割のように、(若者が買う→大人になっても使い続ける)という構図なのでしょうか。
Customer
アップルコンピュータのユーザーと阪神タイガースのファンは少し似ています。阪神ファンは、球団幹部以上に球団のことを考え、選手の戦績や将来について語り合ったり、阪神の応援グッズやシャツを身につけたりします。アップルファンも同様に、経営や製品についてアップル幹部以上に考えたり、中には、アップルのロゴを入れ墨にする人もいるそうです。
アップルコンピュータは高いブランド力と、顧客のloyaltyによって成り立っており、今後のアップルの成長はloyaltyの高い顧客をいかに増やすかが今後の課題となるでしょう。
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