3.11

ちょうど一年前。
東北地方を震源とした大地震が発生。
その時、私は通院のため、午前中で仕事を切り上げ
カフェでコーヒーを飲んでいました。

薬のせいでめまいが起きているのだろう。
と思っていたら、そうでもない。
カフェにいた多くの客が揺れに気づき
地震だという事を確信。

iPadで地震情報を確認すると
東北地方で地震があったことが分かった。
Twitterでツイートを見ると
津波に関するツイートや東京でも大きな揺れが
あった事がわかった。

病院で診察を受けた後、
iPadや街頭のテレビを見ると、画面に釘付けに・・・。

東日本沿岸が津波で流されている映像を
目の当たりにし、これはえらいこっちゃと・・。

緊急地震速報のアラームが流れると
関東地方で大きな揺れが起こる。
そして遠い大阪でも揺れる。

テレビでは何度も地震と津波の様子が映し出される

そしてどうやら、原子力発電所で問題があったらしい。
ただし政府は「問題ない」の一点張り。
NHKでは念のためと放射能の危険性についての
説明が始まる。

夜通し大きな余震が続く、
関東に住む友人とSkypeで大丈夫か?と言い合いながら
朝を迎える。

すると、地震と津波の被害の様子が明らかになる。

「絶句」である。

映画でみるような惨状と比べ物にならない。

ヘリコプターからの映像からは
建物や広場に大きく書かれたSOSの文字
生き残った人達が助けを求め手を振っている。

画面を見ている私は何も出来ない。

それから、原子力発電所が大きな問題を抱えていると
示唆する報道が流れる。

首相が原発へ急行。

官房長官は「直ちに健康被害が及ぶ事は無い」と
呼びかけているが、目に見えない危険。
大阪まで放射線が届くのではないかという危機感も覚える。

ここで力が尽き、寝てしまう・・。

ーーーー

あの日から一年。

地震も未だに頻繁に起きているが
震災・原発の報道も少なくなり
朝から流れる震災特別番組でもう一年経ったのかと実感。

先日、白馬に行った時も
震災の影響で日本に来る外国人観光客数も
戻って来ていない。

東北地方では、人口の減少が見られ
壊れた建物が残り、復興したと言える状況ではありませんが
少しずつ復興の足音が聞こえる。

ただ、福島原発の避難地域はどうだろう。
原発付近は二度と住めないような土地になってしまった。
目に見えない恐怖。

福島から遠い大阪に住んではいますが、
今でも放射線の恐怖は消えていない。

少なくなったとはいえ、
東日本では依然余震と見られる余震が続く。
この日をきっかけにもう一度、
防災について考えなくてはならないといけない。

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