Art Nouveau

Mucha

Art Nouveau (アールヌーボー)

直訳すれば、
ナウい芸術

19世紀末あたりから20世紀のはじめに
ヨーロッパで興った芸術運動。

調べてみても、難しい文献ばかり
アルフォンス・ミュシャ館(堺市)
少し学んでみました。

19世紀はじめに始まった産業革命により
都市は近代化を始めます。
都市化した街に緑豊かな自然が無くなってきました。
そこで興ったのがアールヌーボー。

アールヌーボーの作品を見てみると、
植物の蔦や昆虫の羽根のような
自然を取り入れているのが分かります。
パリの地下鉄の出入り口(エクトール・ギマール)
家(ヴィクトール・オルタ)
ポスター(アルフォンス・ミュシャ)

勝手な解釈ですが、
近代化した都市に自然を回帰させる芸術運動
って思ってしまいます。

印象画の巨匠、モネやルノワールも
近代化した都市に飽き飽きしたのか
よくアルジャントゥイユに出かけ、
そこにある自然と近代化の象徴のような
鉄道を描いた作品を多く残しています。

産業革命がもたらした「近代化」は
絵画の世界にも新たな革命運動を
もたらしたのかもしれませんね。

Art Gallery

ギャラリーに寄り道しました。

いつも通っていた道。

いつも絵が飾ってあり無料開放されています。

ガラス張りなので、商店街から絵を見渡せるのですが、
とてもかわいらしい絵が飾ってあったので

「何となく」という感じで中に入ってみました。

モネやルノワールの印象派の絵ような柔らかな感じ。
優しさ、暖かさが伝わって、夢の中にいるような
気分にさせてくれる絵だと思いました。

大渕美喜雄さんの作品

画家本人がギャラリーにいらっしゃって
ギャラリーの方と一緒に少しお話をしました。

絵は油彩ではなく、テンペラとの事。
「天ぷら?ですか?」
と聞いてしまった絵画素人の私。
卵と絵具を混ぜると色が柔らかくなるらしいのです。
古代から壁画等にも使用していたみたいです。

絵画って見るだけでも楽しいですが、
学ぶのも楽しいですね。

このギャラリー
見るのは当然無料
ギャラリーに絵を出すのも無料との事。
じゃぁ、ギャラリーはボランティアなのかと言うと
そうではなく、絵が売れたらその分幾らか
ギャラリーに入るそうです。

買う事はないけれども、ちょくちょく寄ってみたいと思います。

Hans Coper

Photo etc….

友人とルーシー・リー展
見に行ったのがきっかけですが、
今日の日曜美術館
「ハンス・コパー」について放送
されていました。

ハンス・コパーはルーシー・リー無しでは語れない。

また、ルーシー・リーもハンス・コパー無しでは語れない。

そんなパートナー的な存在。
共に、ユダヤ系で迫害を受ける時代の中、
イギリスで偶然出会ったからかもしれませんね。

共に同じ工房で制作していた時期も長く
作り方(轆轤で作った器を接合するような)は似ていても
作風は全く違う感じを受けました。

ハンス・コパーの資料や作品は晩年に焼かれて
殆ど残っていないそうなのですが、
テレビで見る限り、古代に通づる様な
古さがあり、今までにない様な新しさ、
斬新さがある形。そして釉薬を使用せず
陶器そのものの焼き肌を生かした
作りをしている様な感じがしました。

一方、ルーシー・リーの作品は、
実用性のある形をし、釉薬を使用し
独特の美しい色で陶器を魅せるという
感じがしました。

ド素人ながら纏まりのない勝手な解釈です。

Alfons Mucha

今日は、堺の大仙公園にある
堺市博物館に行きました。
目的はこれ↓

Photo etc….

友人と行った、ポスター展
アールヌーボー期の作品を見て
興味を持ったもので、
髪を切りに行った帰りに
寄って見ました。

今日のお勉強
<アルフォンス・ミュシャ>

雑誌の挿絵等で生計を立てていたが、
舞台女優、サラ・ベルナールの芝居のために
作成したポスター「ジスモンダ」で大成功。
アール・ヌーボーとしての地位を築きます。

その後、ミュシャはベルナールのポスターを制作
また、葉巻、自転車、お菓子、シャンパン等のポスターも
制作するようになります。

また、ポスターに留まらず、
装飾パネル、銅像等も手がけ、
4点の連作「四芸術」「四季」も
代表作の一つ。
とてもきれいな女性の姿を描いています。

商業的にも成功をおさめたミュシャは
アメリカにも何度か滞在し、作品を残しています。

その後、故国であるチェコに戻り
晩年の大作「スラヴ叙事詩」を制作します。
故国の為に人生を賭けるかのように
切手のデザインや紙幣を無償で制作したり
市民ホールの装飾を手がけたりします。
Mucha
(1912 第6回ソコル祭)

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※ちょこっとWikipediaより引用

Enjoy

ちょっと古い話題ですが、
堺駅近くのショッピングセンター内で
書家の田面遙華さんが、書道パフォーマンスを行っていました。

田面さんは色紙に私のお気に入りの言葉 “Enjoy” を書いて頂きました。

Photo etc….